四国遍路を舞台にしたカジュアルへんろニクス
「ここにいてはいけない」—— そう思った瞬間、明美は四国へ向かった。
思いつきとは突発ではなく、かつて温めていたものが孵化しようとしているだけ。
それは、自分に対する合図だった。
遍路とは、廻ることが目的ではない。
ブラックボックス化した頭を整理し、なにかしらのアウトプットが導き出せれば、それで成功といえる。
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