小説 · 完全版
歩く × 考える · 全三部 · 無料

一人にさせてもらえないから、 孤独が少しほしかった。

四国遍路を舞台にしたカジュアルへんろニクス

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STORY
物語の始まり

「ここにいてはいけない」—— そう思った瞬間、明美は四国へ向かった。

思いつきとは突発ではなく、かつて温めていたものが孵化しようとしているだけ。

それは、自分に対する合図だった。

遍路とは、廻ることが目的ではない。

ブラックボックス化した頭を整理し、なにかしらのアウトプットが導き出せれば、それで成功といえる。

歩くことと、考えること。 そのあいだで揺れる、二十九歳の記録。
阿刀明美 —— 遍路の道のうえ
阿刀明美 · 29
PHRASE
流れに従って、 流れに任せず
CONTENTS
目次

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